トップ > 遺伝資源の受入について
農業生物資源ジーンバンク事業では、当事業の趣旨に同意いただける国内外の方々から微生物遺伝資源を随時受け入れています。受け入れた微生物遺伝資源は、当研究センターが定める生物遺伝資源管理要領に基づき取り扱い、第三者へも配布され、広く試験研究(育種を含む)または教育用として活用されます。なお、微生物遺伝資源のご提供にあたって、以下をあらかじめご了承ください。
登録申込書の提出について
2018年12月3日に生物遺伝資源管理要領が改訂となり、微生物株をご提供いただける方には登録申込書の提出をお願いするようになりました。登録申込書は菌株を送付される際に同封ください。
- 以下に該当する微生物遺伝資源は受け入れできないことがあります。
- 外国為替及び外国貿易法に基づく政令・省令に規定される微生物株については、当事業で受入後の配布先は国内に限定されます(海外へは配布しないこととしております)。
- 当事業で受け入れる微生物株の公開制限期間は、ご提供者の事情にかかわらず、ご提供時から5年以内とさせていただきます。特許取得をお考えの方はご留意ください。
なお、特許に係る微生物遺伝資源につきましては、製品評価技術基盤機構特許微生物寄託センターへお問い合わせください。
免責事項
当ジーンバンクではご提供いただいた微生物について、凍結保存を行うなど安定な保存に努めますが、病原性・形態・胞子形成等の特性について変異や死滅が起きないことを保証するものではありませんので、ご了承ください。
受入手続きの流れ
- 「生物遺伝資源管理要領」をご確認ください。
- ご提供いただく微生物株の概要(学名、株数、海外産か否か、有害性、遺伝子組換えの可能性についての情報*)をお問い合わせフォームよりご連絡ください。
* 例: Pyricularia grisea 3株、国内産。いもち病菌。遺伝子組換え体ではない。 - 概要の確認後、メールをお送りしますので、来歴・特性等を記入したデータシート(2022年版; コピー可)を添付して返信してください。 - ※ファイルのダウンロードと展開方法について
- ※データシートの記入にあたってはreadmeファイルを参照ください。
- ※海外産の微生物株については、おって、国際条約に係る事項、我が国の植物防疫法に係る事項などをお伺いすることがあります。あらかじめご了承ください。
- 当ジーンバンクにおいて検討後、当該微生物株を受け入れるか否かをご連絡します。受け入れる旨の連絡があった場合、ご提供いただく各微生物株について、標品(スラントや凍結乾燥品)2本および登録申込書を下記窓口宛にご送付ください(恐れ入りますが郵送料につきましてはご負担ください)。
- 受け入れ後、各微生物株に付した当ジーンバンク登録番号(MAFF番号)をお知らせします。
個人情報の保護について
データシート記載内容のうち、氏名・所属組織以外の個人に関わる情報については「農業・食品産業技術総合研究機構における個人情報の保護に関する規程」に則り、本人の承諾無く第三者へ開示いたしません。
氏名・所属組織名はカタログなどに記載させていただきますので、あらかじめご了承ください。公開する項目は以下の通りです。
- 当該微生物株の提供者名、同定者名および分離者名
- 当該微生物株の移動過程(履歴)に関わった者の氏名とその所属組織名
微生物遺伝資源の受入窓口
〒305-8602 茨城県つくば市観音台2丁目1番2号
農研機構 遺伝資源研究センター 微生物担当
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