【利活用事例】アズキの莢のはじけにくい特徴をダイズに取り入れる
栽培作物は野生種よりも莢がはじけて種子がこぼれ落ちにくくなっており、その原因遺伝子は作物によって異なります。今回、アズキの莢をはじけにくくしている遺伝子を明らかにし、ダイズにアズキの遺伝子と同じような変異を持たせたところ、ダイズの莢がさらにはじけにくくなりました。この結果を利用すれば、莢が一層はじけにくいダイズの改良につながる可能性があります。
多様な遺伝資源を使った研究から生まれる成果は、このように栽培作物の改良に役立てることもできます。 ()

- 農研機構プレスリリース: (研究成果) アズキの遺伝子の知見を利用してダイズの莢のはじけにくさをさらに強化 https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/ngrc/169525.html
- 関連論文: New strategy to enhance soybean pod shattering resistance with quadruple GmMYB26 mutations. https://doi.org/10.1111/nph.70081
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