在来品種データベース

「不明 (ヘチマ)」品種情報
生産地沖縄県本島、宮古、八重山
作物名ヘチマ
品種名不明
学名Luffa cylindrica M. Roem. (ウリ科)
現地での呼称ナーベーラー
写真食用ヘチマ(ナーベーラー)(東海林晴哉氏撮影)2014-01-28 ナーベーラーの幼果 ナーベーラーの花 ナーベーラーの豆腐汁 ナーベーラーのおひたし
栽培方法排水がよく、耕土が深く、肥沃な土壌が望ましい。播種は8-9月、定植は9-10月、収穫は12月-1月(沖縄資料3)。
品種特性自家採種で栽培される複数の系統がある。市場で扱われる系統の果実は中長と短太のものが多い(沖縄資料3)。生育適温は10~40度くらいと適応範囲が広く、根張りが強健なため沖縄では古くから夏場の大干ばつにも耐えて生産された(沖縄資料1)。果肉は加熱すると黒変する。
由来・歴史インド原産のウリ科のつる性1年生作物。
伝統的利用法独特の甘みがある。沖縄の夏にはゴーヤとともに健康維持に欠かせない食材である。味噌煮(ナベーラ・ンブシー)、炒め物、みそ汁の具、おひたしなどに利用する(沖縄資料1)。
参考資料
  • 沖縄資料1:「沖縄の伝統野菜等と食材~見直そう昔からの長寿食材~」(平成18年3月、沖縄県農林水産部、沖縄県中央卸売市場)
  • 沖縄資料3:「島ヤサイ栽培マニュアル(3)」(平成24年3月、沖縄県農林水産部)
調査日2014/2/10
備考近年、果実形状の揃いがよく、熱しても果実内が黒くならない品種「美らへちま」が沖縄県農業研究センターで育成された。