在来品種データベース

「不明 (ゲットウ)」品種情報
生産地沖縄県沖縄本島、宮古、八重山
作物名ゲットウ
品種名不明
学名Alpinia zerumbet (Pers.) B. L. Burtt & R. M. Sm. (ショウガ科)
現地での呼称サンニン、ムーチーガーサなど
写真ゲットウ@宮古島 ゲットウ@糸満市(東海林晴哉氏撮影)2014-01-27 ゲットウ@本部町 ゲットウの実 ゲットウの葉で包んだ田芋ジューシー(炊き込みご飯)2019-05-27
栽培方法種子繁殖、株分けが容易である。畑の周囲に防風垣、土壌流棒防止、繊維原料用として植えて栽培する。
品種特性ショウガ科の植物。(資料1による)直立した茎は高さ2~3mになり、葉は互生し光沢がある。独特の香りがあり、4~5月に30cmほその長さの花房が下垂して紅色の筋が入った黄白色の花が咲く。
由来・歴史沖縄資料1によると,九州南端から沖縄全域の山林や原野に自生する多年生常緑作物。
伝統的利用法

葉をサンニン・ムーチー(ゲットウの葉で包んだモチ)の包材として、あるいは葉や果実を茶として用いる。(現地聞取り)

葉は防腐防虫効果があるので、食材包装用資材として用いられる。茎の繊維はかつてロープやキビ結束用縄の代用に使われていた。(資料1による)

赤土地域では土壌流出防止用に苗を育成、配布する市町村がある。

栽培・保存の現状

県試験場の圃場はじめ民間の屋敷や畑など至る所に植えられている。

沖縄資料1によると,自生あるいは畑の片すみに栽培種が植えられている。

消費・流通の現状主に自家用。販売は見られない。
参考資料沖縄資料1:「沖縄の伝統野菜等と食材~見直そう昔からの長寿食材~」(平成18年3月、沖縄県農林水産部、沖縄県中央卸売市場)
調査日2014/1/26~27