在来品種データベース

「あったどこね(有田大根)」品種情報
生産地鹿児島県奄美市名瀬有良
作物名ダイコン
品種名あったどこね(有田大根)
学名Raphanus sativus L. var. hortensis Backer (アブラナ科)
現地での呼称あっただいこん、あったどこね
写真あったどこね(有田大根)の草姿@奄美市名瀬2014-12-19 あったどこねの株元@奄美市名瀬2014-12-19 あったどこねのサイズ(写真は平田暉子氏より提供) あったどこねの花は白である(平田暉子氏より提供) あったどこねの花と莢。花色は終盤になると紫色を呈する あったどこねの莢2023-03-29
栽培方法播種は9月の彼岸のころ。60cm間隔でつぼまきにして、1箇所に5,6粒まく。間引いて最終的に1本にする。収穫は旧正月(1月下旬)のころ。自家採種。採種親には首元が小さく、根形が円筒形で先が細るものを選ぶ。
品種特性根は円筒形で,根径は15~20cm程度,長さは60cm程度,重さ5kg程度になる。煮崩れしにくい。独特の辛味と苦味がある。
由来・歴史

戦前から作っており,奄美大島の有良集落で各家庭菜園や山手の畑で広く栽培されており,「有良だいこん」または「あったどこね」と呼ばれている。

平成21年6月17日に「かごしまの伝統野菜」に認定された。

伝統的利用法

煮物や切り干しだいこんにする。煮崩れしない。下ろしにも使う。甘味は強くない。

正月料理(うわんふね:塩豚と野菜の煮物)にも利用している。

切り干しは1-2月のころの季節風で乾燥させる。

栽培・保存の現状NPO法人「奄美ティダの環」のメンバー10人くらいが栽培している。多くても一人が2-3a程度。
消費・流通の現状NPO法人「奄美ディダの環」が主催する「奄美ディダの環市」で「あったどこね」を販売している。また切り干し大根をつくり150g500円で予約販売している。
継承の現状若い後継者はいない。
参考資料
調査日
  • 2014/12/19
  • 2023/3/29