在来品種データベース

「不明 (レンコン)」品種情報
生産地宮崎県新富町
作物名レンコン
品種名不明
学名Nelumbo nucifera Gaertn. (ハス科)
現地での呼称水神(すいじん)さんのれんこん
写真水神さんのレンコンの池@宮崎県新富町2019-01-13 レンコンを掘る場の様子@宮崎県新富町2019-01-13 水神さんのレンコンと水沼神社宮司宇都宮正和さん@宮崎県新富町2019-01-13
栽培方法施肥や植え替えなどの栽培管理は行っていない。
品種特性レンコンの節間が長く、上部3節を収穫するが、大きいものだと2mになることもある。食味はホクホク感と粘りがある。
由来・歴史一説に秋月公が参勤交代の折に住民の殖産興業のため、大和の国からレンコンを持ち帰ったという言い伝えがある。1737年に編纂された『日向國諸縣産物帳』に「蓮根」の記載がみえるが、このレンコンのことであろうか。
伝統的利用法上部ほど肉質が柔らかく、煮物に、下部ほど繊維質になり薄切りにしてきんぴらに向く。レンコンをすりおろしてみそ汁に入れた「ごりごり汁」。
栽培・保存の現状水沼神社の池(湖水ヶ池)は8町歩あり、レンコンもその面積に広がる。全体を32区画に分け、氏子がホテイアオイなどの除草を行う。
消費・流通の現状氏子が自家用に少量利用するほか、数人の氏子がJA児湯の直売所で正月用に販売すると10分で完売することもある。
継承の現状神社の宮司と氏子が管理を継承している。
参考資料
  • 宮崎資料4)大角恭代「地域に根ざしてつなぐ、水神さんのレンコン」宮崎の旬に出逢えるメディア in Season 今月の生産者 2015年2月 vol.29. https://www.inseason.jp.net/producer/201502/
  • 宮崎資料5)相良弥一兵衛(1737)「三州産物絵図帳 中 日向國諸縣郡産物帳 扣」(鹿児島県立図書館本).盛永俊太郎・安田健(1989)『享保・元文諸国産物帳集成 第ⅩⅣ巻 薩摩・日向・大隅』、科学書院、p253.
調査日2019/1/13