在来品種データベース
| 生産地 | 宮崎県宮崎市佐土原 |
|---|---|
| 作物名 | ナス |
| 品種名 | 佐土原ナス |
| 学名 | Solanum melongena L. (ナス科) |
| 現地での呼称 | さどわらなす |
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| 栽培方法 | 8月上旬にハウスに定植、10月末から翌年6月下中まで収穫する周年栽培やきゅうり等の後作として、2月上旬に定植7月下旬まで収穫する等多種多様な栽培形態があり、その栽培方法も栽植間隔85cm、4枝仕立等多種多様である。開花直後にホルモン剤処理をして20~22日で収穫。播種、接ぎ木、育苗は宮崎県バイオテクノロジー種苗増殖センターが行い、生産者に苗を供給している。周年栽培も可能であるが、冬期は加温が必要でコスト的に不利になるので、収量増加等栽培技術の研究がされている。 |
| 品種特性 | 佐土原ナスは果皮色は赤紫色であるが、高温期には淡い紫色となる。肉質はきめ細かくて軽くふんわりとした食感、アクはほとんどなく、生でも食べられる。焼くと甘味が増し、トロッとした食感になるのが特徴である。 |
| 由来・歴史 | 佐土原ナスは江戸時代に佐土原藩(現在の佐土原町、新富町、西都市、宮崎市の一部)を中心に栽培が行われていたといわれている。1980年代初頭に生産が途絶えたが、2000年に県試験場に保管されていた種子(100粒中4粒が発芽)から栽培が復活した。 |
| 伝統的利用法 | 焼きナス |
| 栽培・保存の現状 | 佐土原ナス生産者からなる研究会は、2005年に発足した。2015年時、会員は13名で、そのうち30~40歳代の若手が4名いた。来年20年目の節目の年を迎える。2024年現在、会員は11名で、昨年30歳代の若手農家が新たに研究会に加入した。 |
| 消費・流通の現状 | 有名料理店シュフの表評価も非常に高く、県外バイヤーの認知度も着実に向上していることで、大都市圏にも出荷しているほか、宮崎市内のスーパーや居酒屋でも多く取り扱いがされている。また、宮崎市内で行われる各種イベントで即売会も行なっている。 |
| 継承の現状 | 宮崎市佐土原ナス研究会は、行政と生産者が連携しながら、後継者問題や所得向上等の課題に立ち向かっている。研究会に入会するためのハードルは高く、意欲と技術、人間性(評判)などを研究会が審査して認められないと入れない。むやみに生産拡大をして希少性や品質が崩れるのを防ぐためでもある。 |
| 参考資料 | 宮崎資料1)佐土原ナス研究会 http://www.machi-ichi.jp/make/backnumber/bn1008.html |
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