在来品種データベース

「青長地這きゅうり」品種情報
生産地大分県別府市
作物名キュウリ
品種名青長地這きゅうり
学名Cucumis sativus L. (ウリ科)
現地での呼称あおながじばいきゅうり
写真青大地這きゅうりの収穫果@別府市2015-08-26 青大地這キュウリ@別府市2015-08-26 青長地這きゅうりの幼果・白イボ 青大地這キュウリの草姿.つる細く,葉が小さい 青大地這きゅうりの酢の物(左)と生(右)@別府市2015-08-26
栽培方法4月に播種して5月中旬から収穫が始まり、11月ころまで収穫を続けることができる。8月下旬に播種しても良いとのこと。
品種特性

特徴は長さ35cm、太さ10cm、白イボで肉質はシャキシャキした食感がある。苦みはなく、甘みがあり、皮は薄い。

べと病が少し出るが,うどんこ病には強い.ウリハムシの食害があるが,つるが1mくらい伸びたら問題ない.

葉は小さく、蔓は細く、根が浅く、日長反応性が乏しいことから、華北系キュウリの特徴を備えていると考えられる。

採取用の完熟果実はオレンジ色になり、網目が出る。大きさも60~70cm、直径15cm程度になり、大人の男性でも3本持てないほど大きくなるという。

由来・歴史栽培者の家では祖父の代には栽培していたので、遅くとも明治のころから100年以上栽培が続いていることになる。地元では「ぼてきゅうり」と呼ばれてきた。青長地這キュウリという名前は大分県農業試験場の職員が命名した。
伝統的利用法刺身のけんや酢の物にして食べる。
栽培・保存の現状栽培者は一人だが、後継者はいない。アライグマの食害がある。
消費・流通の現状農協の朝市に出すと、ぼてきゅうりといって味の良さを知っているファンもいて、けっこう売れるとのことであった。
調査日2015/8/26
備考別府には「天間紅(あままべに)きゅうり」と呼ばれる在来キュウリもあるそうである。果実色は沖縄のモーウィくらいのオレンジ色で、重量は1kg程度とのこと。