在来品種データベース

「赤芽都芋」品種情報
生産地熊本県菊陽町
作物名サトイモの芽
品種名赤芽都芋
学名Colocasia esculenta (L.) Schott (サトイモ科)
現地での呼称いものめ
写真芋の芽の畑@熊本県菊陽町2015-02-09 畑を覆っているもみ殻を掘りながら芋の芽を収穫する@熊本県菊陽町2015-02-09 収穫した芋の芽@熊本県菊陽町2015-02-09 切り離した親芋は埋め戻す。2ヶ月後に再び芽が収穫できる@熊本県菊陽町2015-02-09
栽培方法4月に種芋を定植。10月にいったん掘り上げ、親芋を再び植え付けてもみ殻で厚く覆う。約2ヶ月後に芽が30cm程度に伸びたものを収穫する。親芋一つから1本収穫すると、つぎに伸びてくるまでまた2ヶ月くらいかかる。収穫期間は12月上旬~3月か4月くらいまで続く。発芽時の温度は約40度にもなる。
品種特性この品種は赤芽大吉の小型の系統。芽がピンク色になるのが特徴。加熱するとトロッとする食感がある。
由来・歴史80歳になる栽培者の母親が子どものころから食べていたという。
伝統的利用法米のとぎ汁か、塩を入れたお湯でさっとゆでるとアクが抜ける。酢味噌和え、ゴマ和え、天ぷら、みそ汁など。熊本のお祝い事には欠かせない野菜である。
栽培・保存の現状栽培者は2軒(15-2-9現在)。2020年度からは栽培者は一人になり、自家用に栽培している。
消費・流通の現状かつて大同青果へ市場出荷。1本で約200円前後。1キロ1000円くらいで取引された。
継承の現状後継者はいない。市場、料理屋・料亭でも世代交代が進み、若い世代は芋の芽のことをしらなくなった。地元でも70歳代以上の人しかしらない。
調査日2015/2/9