田村蕪を次世代に伝え、仁淀川町と仁淀川流域の農業を活性化させるため、2014年~2017年まで「田村蕪式会社プロジェクト」が地元の有志を中心とするグループ「によどの」(スタッフ4名)により実施された。 プロジェクトの内容は、ネットで蕪券(5000円×100口、1万円×25口)を販売し、その返礼として、田村蕪をはじめとする仁淀川町産品の詰め合わせを蕪主に送るというものである。これ以外にも、田村蕪を使って県内飲食店とのコラボ、仁淀川町内の小中学校での食育活動、高知県立大学の実習を通じて学生と地元との交流やレシピ開発、年一回出資者を招き、事業報告の他、講演会や田村蕪料理を食べる懇親会を行う蕪主総会などを実施した。 この結果、地域住民が地元の田村蕪の大切さに気づいたこと、田村蕪の活用が地域活性化のモデルとして示されたこと、食農教育の教材としても優れていること、在来作物の流通の基盤ができたことなど、さまざまな成果が得られた。なお、プロジェクトの活動としてはコロナ禍で蕪主優待含めて経済的な活動に至っておらずこの数年は学校の食育のみの継続となっている。 |