「中内きゅうり」品種情報
| 生産地 | 徳島県那賀郡那賀町木頭北川字平 |
| 作物名 | キュウリ |
| 品種名 | 中内きゅうり |
| 学名 | Cucumis sativus L. (ウリ科) |
| 現地での呼称 | なかうちきゅうり、きとうきゅうり |
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| 栽培方法 | 5月上旬播種。7月下旬から8月中旬に収穫。 |
| 品種特性 | 果皮は白と青の二種類がある。完熟するとオレンジ色。黒イボ。つるはやや太い。標高の低いところ(気温の高いところ)で栽培すると苦くなる。 |
| 由来・歴史 | 落人集落といわれる中内を中心に旧木頭村内で栽培されていたキュウリ。集落は住む人がいなくなって消滅した。 |
| 伝統的利用法 | 完熟前の果皮が白または青色が残っているうちに、生で食べる。金山寺味噌を付けて食べる。酢の物。油炒め。 |
| 栽培・保存の現状 | 現在、栽培する人は限られている。 |
| 消費・流通の現状 | 自家用 |
| 継承の現状 | 自家用 |
| 調査日 | |
| 備考 | 同地には紫のもちトウモロコシがあり、炭火で焼いて食べる。粉に引いてきび団子にしたり、粗挽きにして米と一緒に炊いてキビ飯にする。ポップコーンにすると美味である。他にはさやインゲンとして食べる白ササゲ、地域特産の木頭ゆずがある。また各家の敷地にバショウが植えてあり、8月14日お盆のときに葉の上で火を焚くのだという。 |