西祖谷山村(にしいややまむら)と東祖谷のいずれの地方でも赤と白の系統が栽培されている。紅白両系統とも、水はけのよい傾斜地で栽培され、植え付けは、3月中下旬ころ、収穫は7月中下旬~8月上旬。聞取りを行った東祖谷の一農家では、3月20日植え付け。7月中下旬収穫であった。
種芋は栽培者が自家採種で確保している。
ジャガイモを収穫した後、祖谷地方のソバの在来品種を作付けする輪作が行なわれている。
肉質のしまりが良く、煮崩れしにくい。味はあっさりとして独特の甘味を持つ。花は紫色。芋が白皮と赤皮の系統がある。それぞれ源治と平家に例えられる。種芋を他所に持ち出して栽培しても、味が悪くなるといわれている。
サイズは小さく、大きさは卵程度で、ヤマイモのムカゴ程度のものも含まれ、収穫される。
収穫後甘味を出すための追熟が必要で、白は1ヶ月、赤は5,6ヶ月保存後に出荷される。
反収は500kg程度と低い。多雨や湿害に弱い。そうか病は年によって出る。