錦見地区の土壌は錦川が運んだ沖積微砂質壌土(1.5m前後の深さ)で地力が高く、地下水位は1m以下で排水も極めて良好である。このような地の利を生かした栽培が行われてきた。 栽培方法として、昔は直播栽培であったが、現在はセルトレイ(128穴)を使った移植栽培が行なわれている。うね幅は120cm、株間40cm、条間45cmで2条植えとする。 直播の場合、8月末から9月はじめに播種すると、11月上旬から12月上旬に収穫できる。また9月10~15日に播種すると、11月下旬から1月上旬に収穫可能である。 移植栽培では、セルトレイに9月1日(高温が続くときは少し遅らせて3日)に1穴3粒播種して育苗し、14~20日後、本葉2~3枚で本畑に定植すると、11月上旬~12月下旬に収穫できる。また、9月10日(あるいは15日)にまくと、2週間後に定植、11月の終わりから1月10日ころに収穫できる。 本葉6~7枚で1回目の追肥と土寄せを行い、以後、7日おきに追肥と土寄せを2回行なう。定植後、50日前後から固く結球したものから収穫する。 高温時の早播きは、アブラムシ類などの害虫、ウイルス病、軟腐病が発生しやすく、抽台や不結球の危険性がある。虫害対策として、防虫ネットや早期防除、寒害対策として、年明けの防寒対策に留意する必要がある。(以上、山口資料2) |