在来品種データベース

「下志和地青なす、東広島青なす」品種情報
生産地広島県東広島市志和町
作物名ナス
品種名下志和地青なす、東広島青なす
学名Solanum melongena L. (ナス科)
現地での呼称しもしわちあおなす、ひがしひろしまあおなす
写真下志和地青なすの果実@東広島市2019-09-17 下志和地青なすの草姿@東広島市2019-09-17 下志和地青なすの花@東広島市2019-09-17 下志和地青なすの葉1 下志和地青なすの葉2.葉縁の波打ちがないものもある
栽培方法3月20日播種。7月中下旬から10月中旬まで収穫できる。2月末に播種し、7月から収穫する人もいるが、本来の特性が出るのは前者の作型である。
品種特性果実長は20cm程度で、光沢のある緑色の果皮を持つ。果実を加熱すると果肉がとろけるようになる。草勢が強く、8月中旬以降も衰えない。
由来・歴史もともと三次市下志和地町の在来品種であるが、広島県ジーンバンクが下志和地町から種子を収集し、「広島お宝野菜」の一つとして県内の農家に種子を配布した(広島資料5)。
伝統的利用法焼きなす、天ぷら、みそ汁、なます、浅漬け。
栽培・保存の現状新規就農者が東広島市でジーンバンクから種子をもらい、栽培をはじめた。青なす生産部会(通称:あおびー倶楽部)9戸で栽培している。西条市にも栽培者がいる。
消費・流通の現状JA、道の駅、教育施設(学校給食)、飲食店のほか、宅配で販売を行っている。
参考資料広島資料5:広島お宝野菜カタログ(平成23年晩)財団法人広島県農林振興センター農業ジーンバンク
調査日2019/9/17
備考

東広島市の青なす生産部会ではA級品の果実を青+なすび=「あおびー」、傷が付いた果実を「あおとろ」(表面に傷が着きやすく、付いても味に変わりなく、加熱するとトロトロになることから、無法者outlawにもかけている?)と呼んで、宅配のプレミアムセット購入者に「なすのあおとろくん」という栽培者手作りの絵本をプレゼントしている。

広島市安佐北区に類似の青ナス「狩留家(かるが)なす」があるが、下志和地青なすと異なり、果皮色は光沢の少ない白っぽい緑色である。