在来品種データベース
| 生産地 | 奈良県山辺郡山添村片平 |
|---|---|
| 作物名 | カブ |
| 品種名 | 片平あかね |
| 学名 | Brassica rapa L. var. rapa (アブラナ科) |
| 現地での呼称 | かたひらあかね、ひのな |
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| 栽培方法 | 播種は8月末~9月中旬、収穫は村祭り(11月3日)ころ~12月上旬まで。山の斜面を利用してカブを栽培している。 採種親の選抜基準は葉の付け根の首が細いこと、カブが長く赤色が強いことである。 |
| 品種特性 | 細長い赤かぶで、中央がやや湾曲する。カブの中心部にもアントシアニンの着色が見られる。大部分の個体は葉柄にも赤色の着色が見られ、葉脈や一部の葉も着色する個体が混じる。葉の表面には毛がない。 |
| 由来・歴史 | 2006(平成18)年12月に奈良県から「大和伝統野菜」の一つとして大和野菜に認定された。認定に先立ち、2006(平成18)年の春に片平地区の全住民140名の投票で「片平あかね」という名前を付けた。名前に「片平」を入れたのは地名を知ってもらいたかったからであり、「あかね」は投票で出てきた60-70種類の名前候補の中から選んだものであった。それ以前は「ひのな」と呼ばれていたが、滋賀県の日野菜との関係は不明である。 また2012(平成24)年11月には片平区自治会が、「片平あかね」を守るために、「野菜」と「漬物」の2区分で商標を登録した。 |
| 伝統的利用法 | 葉付きの長いまま塩漬けにした後、甘酢漬けに加工する。かぶの直径が1センチ以下の間引き菜はまるごと刻んで甘酢漬けにする。 |
| 栽培・保存の現状 | 2009(平成21)年に種子の保存を目的として「片平あかねクラブ」を設立した。年会費1000円/人を20名(2013年当時)から集め、自家用と公民館活動用の種子を確保している。 |
| 消費・流通の現状 | 片平あかねクラブ20人の約半数が自家消費で、一部の人が青果物流通会社、農協を通じてスーパーマーケットなどに出荷している。県の学校給食にも利用している。 |
| 参考資料 |
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| 調査日 | 2013/12/14 |
| 備考 | 「大和の伝統野菜」は、奈良県が2005年から認定を開始し2021年1月現在、20品目認定されている。その定義は戦前から奈良県内で生産が確認されており、地域の歴史や文化を受け継いだ独特の栽培方法で「味、香り、形態、来歴」などに特徴を持つものとされている。(奈良資料3および4を参照) |
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