「秦荘のやまいも」品種情報
| 生産地 | 滋賀県愛知郡愛荘町 |
| 作物名 | ヤマノイモ |
| 品種名 | 秦荘のやまいも |
| 学名 | Dioscorea opposita Thunb. (ヤマノイモ科) |
| 現地での呼称 | はたしょうのやまいも |
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| 栽培方法 | 1.割種から種芋へ(1年目):質・形のよい芋を20g程度に切って種芋(割種)にする。1株に3、4個の割種を植えると、秋には100-200g程度の種芋ができる。 2.種芋から収穫物へ(2年目):種芋の中で質・形のよい芋は再び1に戻す。他の芋は桜の咲くころに水田に高畔を作り、直径10cm深さ30cmの穴を、株間35cm前後になるように開け、直径1-2mmの川砂を入れる(子芋が育つ場所)。 種芋(100g程度)を丸ごと、芋を横にして芽の出る部分を穴の上に置いて土を5cmほどかけて植え付ける。これが親芋となり、そこから穴の中に子芋が成長する。芋の肥大期(8月から10月)に土の水分を多く保つと肥料に関係なく大きくなる。肥料は品質向上のため少なめに施す。10月中旬~12月上旬に350-700gになった子芋を収穫する。割種から収穫物になるまで2年かかる。 |
| 品種特性 | やまいもといっても、野生のジネンジョ(Dioscorea japonica)とは別種で、本種は栽培種(Dioscorea opposita)の一種である。芋は表面にこぶのようなでこぼこを持つ30cm程度の棒状である。すりおろすと箸で持ち上がるほど粘りが強い。 |
| 由来・歴史 | 元禄時代(1688-1703)にお伊勢参りの道中で入手し、みやげに持ち帰ったといわれている。 |
| 伝統的利用法 | すりおろしたものをわさび醤油で、あるいはトロロ汁にして食べる。またおろしたものを箸でちぎってみそ汁に入れる。卵を加えて味付け海苔に載せて素揚げにする。 |
| 栽培・保存の現状 | JA東びわこの「秦荘やまいも振興会」を中心とする地域の農家が栽培を担っている。 |
| 消費・流通の現状 | JA東びわこの直売所。JA東びわこ内「秦荘のやまいも振興会」事務局で全国販売している。愛荘町ではふるさと納税の返礼品として活用している。 |
| 継承の現状 | 手間の割には収益が少ないので、定年退職者が栽培の担い手となってきたが、それも減少傾向にある。一方で若手農家の参入も見られるようになった。 |
| 参考資料 | - 滋賀資料2)インターネットホームページ「滋賀県のおいしいコレクション」食材紹介および産地レポート
- 滋賀資料3)秦荘のやまいもハンドブック(秦荘やまいも振興会監修、あいしょう農交愛ランド協議会<愛荘町役場愛荘庁舎 農林振興課内)
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| 調査日 | 2016/11/21 |