在来品種データベース

「下田なす」品種情報
生産地滋賀県湖南市
作物名ナス
品種名下田なす
学名Solanum melongena L. (ナス科)
現地での呼称しもだなす
写真下田ナスの草姿@滋賀県湖南市 下田なすの果実1 下田なすの果実2 下田なすの葉
栽培方法2月中旬から3月中旬に播種。4月下旬から5月上旬にかけて定植し、6月下旬~10月ころまで収穫する。10a当たり400~500本栽培する。柔らかさとジューシーさを保つために、うね間に水を張るなど水を切らさないように栽培する。自家採種であるが、親株を選ぶときは収量と形・色で決める。
品種特性やや細長い小型(30~50g)のなすで、へたの下が白くなる。昔は半白といわれたが、今は葉を搔いて日光を当てて着色をよくしている。皮が薄く水分が多い。アクが少なく、生でかじるとリンゴのような甘味がある。浅漬けにすると歯切れも良く美味しさが引き立つ。
由来・歴史湖南市の下田地区で明治以前から栽培されてきたが、下田地区は高齢化が進み、現在の栽培地は湖南市全域に広がっている。
伝統的利用法夏場の漬物に使う。一夜漬けやぬか味噌漬け(どぼ漬け)が定番(滋賀資料30)。また20cmくらいまで大きくして焼きなすに使う。加熱しても、とろけない。また皮が薄いので煮物や天ぷらにも使える。
栽培・保存の現状下田なす生産部会は6軒の農家からなる。
消費・流通の現状スーパーに20年近く出荷している。
参考資料
  • 滋賀資料30)滋賀のおいしいコレクション 食材紹介 下田なす https://shigaquo.jp/foods/4881.html
  • 滋賀資料31)榎和子(2012)下田なす.滋賀の食事文化研究会編『食べ伝えよう滋賀の食材』サンライズ出版、p50-51.
調査日2019/7/13
備考近江の伝統野菜の一つである。https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/nougyou/ryutsuu/18357.html