在来品種データベース
| 生産地 | 滋賀県日野町 |
|---|---|
| 作物名 | カブ |
| 品種名 | 日野菜 |
| 学名 | Brassica rapa L. var. rapa (アブラナ科) |
| 現地での呼称 | ひのな |
| 写真 | |
| 栽培方法 | 水はけのよい土地で下に水分があり、土はやらかいことが理想であるので、高うねにして栽培する。8月下旬から9月末に播種。収穫の手間から1aずつ段播きする。収穫は10月下旬以降。播種後60日前後で収穫する。伝統的な栽培地は砂質土壌の日野町鎌掛(かいがけ)の長野地区である。 |
| 品種特性 | 赤首の細長いカブである。採種親には首が赤紫で「なで肩」のものを選ぶ。 |
| 由来・歴史 | 1470年頃、日野町鎌掛の山中の観音堂に藩主、蒲生貞秀公が詣でたとき、近くに自生していた紅白のカブを漬物にしたところ、風味が良かった。日野菜はこれから生じたとされる。蒲生貞秀公はこの漬物を後柏原天皇(1510年~)に献じて、このとき以来、漬物は「さくら漬」と呼ばれるようになった。 |
| 伝統的利用法 | 漬物。 |
| 栽培・保存の現状 | シカ、サル、イノシシによる食害がある。シカは若葉を食害し、サルは、エサが少ない1月にカブも食べる。根こぶ病も問題になっている。 日野町は種子を町民の希望者に配布し、家庭菜園で栽培して漬物をつくってもらい、家庭の味を競う日野菜漬けコンクールを開催している。 |
| 消費・流通の現状 | 大半が漬物に加工され、地元スーパーやJA直売所に出荷している。生産量は約40t。うち36tが漬物用にJAグリーン近江に出荷。生のまま直売所へ2t、個人消費が2t。 |
| 継承の現状 | 30~40歳代は少ない。60歳代後半から70歳代が中心である。 |
| 参考資料 | 滋賀資料23)青葉高(1981)『野菜』、p149~150. |
| 調査日 | 2014/11/27 |
| 備考 | 近江の伝統野菜の一つである。 https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/nougyou/ryutsuu/18357.html |
Title
Toast message.