在来品種データベース

「鵜方の水なすび」品種情報
生産地三重県志摩市阿児町鵜方
作物名ナス
品種名鵜方の水なすび
学名Solanum melongena L. (ナス科)
現地での呼称みずなすび
写真典型的な鵜方の水なすびの果実(薄紫、ボールペンは15cm) 水なすびの紫タイプの果実(ノートの幅は20cm) 鵜方の水なすびの果実(薄紫) 鵜方の水なすびの果実(青地に緑の縦縞) 鵜方の水なすびの花 鵜方の水なすびの草姿(開張性)
栽培方法2月末~3月彼岸前までに播種。播種後、電熱温床で1週間程度加温。4月末~5月上旬に定植。6月中旬から10月霜が降りるまで収穫できる。
品種特性

鵜方の農家で維持されている水なすびには農家間でも1農家の畑でも形質にかなりバラツキがみられる。草姿は開張性で枝は緑色か枝先が淡い紫色になる。果皮は紫のもの、緑地に紫の筋が入るものや淡い紫のものも見られる。栽培者によると昔は淡い紫色だったというので、紫の濃いものは最近の品種と交雑した可能性もある。

果実は水分が多く、生でかじってもえぐみが少なく甘味がある。

由来・歴史泉州水なすとは草姿や果実の色や形が全く異なるので、異なる由来を持つ水なす系統と思われる。由来は不明であるが、かなり古くから栽培されている。少なくとも1,2世代以上前には栽培されていた。
伝統的利用法生でかじる。また皮をむいて氷水に浸けて、酢味噌でたべる。あるいはぬか漬けにする。
栽培・保存の現状栽培者は数軒程度。
消費・流通の現状農協を通じて市内のスーパーマーケットで販売されている。
継承の現状継承者は不在である。
参考資料なし
調査日2022/10/10