在来品種データベース

「吉野蕪」品種情報
生産地長野県木曽郡上松町吉野
作物名カブ
品種名吉野蕪
学名Brassica rapa L. var. rapa (アブラナ科)
現地での呼称よしのかぶ
写真吉野蕪の地上部 吉野蕪の断面 吉野蕪の栽培風景 吉野蕪の草姿1 吉野蕪の草姿2
栽培方法風越山の山麓で栽培される。播種は9月上旬ころ。収穫は11月中旬ころ。採種用母本には10個体程度確保する。
品種特性根部は濃い鮮やかな赤紫色で先端が曲がった長円錐形である。
由来・歴史不明。
伝統的利用法昔はカブはぬか漬にした。現在は甘酢漬け。茎葉もしくは葉の付け根部分にあたる胚軸の一部はすんき(塩を使わずに乳酸発酵させた漬物)に使う。昔はすんきは作らなかった。
栽培・保存の現状生産者は2名。上松町特産品開発センター利用組合が採種している。生産面積は3a。生産量は202kg。(2021年度)
消費・流通の現状町内の加工所で「吉野かぶの甘酢漬け」を加工販売している。
参考資料長野資料1)大井美知男・市川建夫著(2011)「地域を照らす伝統作物 信州の伝統野菜・穀物と山の幸」、川辺書林
調査日2022/11/1
備考2007(平成19)年、信州の伝統野菜に認定された。また長野県木曽郡上松町、南木曽町、木曽町、木祖村、王滝村、大桑村および塩尻市の一部(旧楢川村)のすんきは2017年にGI(日本地理的表示)登録された。