「王滝蕪」品種情報
| 生産地 | 長野県木曽郡王滝村 |
| 作物名 | カブ |
| 品種名 | 王滝蕪 |
| 学名 | Brassica rapa L. var. rapa (アブラナ科) |
| 現地での呼称 | おうたきかぶ |
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| 栽培方法 | トウモロコシの後作に栽培する。播種は8月20日~9月10日ころ。収穫は10月20日~11月20日ころ。採種用には15個体程度確保する。 |
| 品種特性 | 草姿はやや立性。葉はびわ形で光沢がある。葉は硬く毛じがある。根部は長形から扁平までさまざまな系統があるが、いずれも赤紫色を呈して肉質は軟らかい。 |
| 由来・歴史 | 王滝村に残る約300年前の古文書には、尾張藩への年貢として出した記録がある。また、松尾芭蕉の開いた句会の連句にも木曽の「酸茎」として取りあげられている。 |
| 伝統的利用法 | カブは古くは糠漬けや干して、出汁取りなどとして利用したが、現在は甘酢漬けが一般的である。茎葉もしくは葉の付け根部分にあたる胚軸の一部は「すんき」(塩を使わずに乳酸発酵させた漬物)にする。 |
| 栽培・保存の現状 | 生産者は14名(在来の固定品種とそれを元に作られたF1品種「王滝甘かぶら」の栽培者の内訳は不明)。生産面積は93a。生産量は10t(2021年度)。自家用も含めて自家採種しながら固定種を栽培している人は村内に10名以上いる。 |
| 消費・流通の現状 | 漬物加工所や道の駅。 |
| 参考資料 | 長野資料1)大井美知男・市川建夫著(2011)「地域を照らす伝統作物 信州の伝統野菜・穀物と山の幸」、川辺書林 |
| 調査日 | 2022/11/1 |
| 備考 | 2007(平成19)年、信州の伝統野菜に認定された。また長野県木曽郡上松町、南木曽町、木曽町、木祖村、王滝村、大桑村および塩尻市の一部(旧楢川村)のすんきは2017年にGI(日本地理的表示)登録された。 |