在来品種データベース

「清内路きゅうり」品種情報
生産地長野県阿智村清内路
作物名キュウリ
品種名清内路きゅうり
学名Cucumis sativus L. (ウリ科)
現地での呼称せいないじきゅうり
写真清内路きゅうりの栽培風景 清内路きゅうり
栽培方法清内路はかつて、蚕を飼う5月から11月ころは山の家で「出づくり」の生活を営み、それ以外の冬期間は村の家で過ごした。4月25日~5月はじめころに「出づくり」に出てきて農作業をはじめる。枝付きの細竹を支柱に利用した「立ち栽培」を行う(長野資料1)。
品種特性果実はやや硬め、もろくて歯ざわり良い。華北型品種、茶イボ、半白、飛節成り、果実長25-30cmである(長野資料1)。果実の形が異なる長型と短型の系統がある。
由来・歴史華北型品種群の一つ「立秋」由来の可能性がある(長野資料1)
伝統的利用法(長野資料1)清内路在来の「赤根大根」といっしょに漬物にする。
栽培・保存の現状30戸ほどが合計3aを栽培している(長野資料1)。
消費・流通の現状自家用。
継承の現状「伝統野菜保存会」が野菜生産と食文化の伝承・普及を行っている。(長野資料1)
参考資料
  • 長野資料1)大井美知男・市川建夫著(2011)「地域を照らす伝統作物 信州の伝統野菜・穀物と山の幸」、川辺書林
調査日2013/8/20
備考

本品種は養蚕、葉タバコの栽培を行う「出づくり」(5月~11月)のために住んだ山の家の周辺で栽培した野菜の一つである。

「清内路伝統野菜」には他に

赤根大根

清内路黄いも

清内路かぼちゃ

清内路にんにく

がある。