在来品種データベース
| 生産地 | 山梨県都留市十日市場、富士吉田市 |
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| 作物名 | ツケナ |
| 品種名 | 水掛菜 |
| 学名 | Brassica napus L. (アブラナ科) |
| 現地での呼称 | みずかけな |
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| 栽培方法 | 都留市十日市場と夏狩は富士山の伏流水が湧き出る場所が複数あり、地域の飲料水をまかなうとともに、地域の農業用水としても利用されている。冬場は気温がマイナス5℃以下になることもあるが、富士山の湧水は水温が10-12度を保っており、これを畑にかけ流すことによって水掛菜の栽培を可能にしている。 1995年ころは9月末~10月5日ころに播種したが、現在は大きくなりすぎるので10月10日前後に水田に高うねを作って播種している(畝ごとに数日ずつずらして段播することもある)。水をかけ流すときに茎葉が水に浸ると土を吸って茎が黒く、硬くなるので、都留市では高うねにして畝の内側で栽培するようにしている。収穫は主に年末から正月で、2月末ころまで収穫できる。採種は莢が黄色くなって、スズメが食べに来る時期になると種子が十分に充実したと判断して、種子を収穫する。 冨士吉田市では転作田に10月10日ころに播種、12月に水を入れ、2月まで水を入れたままにしておく。収穫は12月末~2月末あるいは3月中旬まで。 |
| 品種特性 | 都留市の水掛菜の葉はへら形で、葉縁の欠刻は浅い。中には大根のような切れ葉の個体もわずかに混じる。花茎の葉が完全に茎を巻かないので、おそらくセイヨウアブラナ (Brassica juncea)であると思われる。 |
| 由来・歴史 | 栽培は明治の末ころからと伝えられているが、由来は不明である。昭和35年に富士吉田市に青果地方卸売市場が設立されたのを機に市場出荷が始まり、正月の需要も伸びた(山梨資料1)。 |
| 伝統的利用法 | おひたし、正月の雑煮、湯盛りうどんの具。 |
| 栽培・保存の現状 | 2015年1月時点で、富士吉田市では50軒、都留市十日市場地区では約15軒が栽培を行っていた。2023年現在、引退者と新規参入者がいるので栽培者の数はほとんど変化していない。都留市では十日市場地区だけでなく、夏狩地区でも栽培されている。 |
| 消費・流通の現状 | 自家消費、直売所、地元スーパー、給食など。数年前から冨士吉田青果市場や道の駅での販売の他、生産者が直売するようにもなった。地元のイタリアンレストランでポタージュスープやパスタへの練り込んだ料理にも使われるようになった。 |
| 継承の現状 | 60歳以上の栽培者が大半であるが、若い栽培者もいる。 |
| 参考資料 | 山梨資料1)山梨県ホームページ 水掛菜 https://www.pref.yamanashi.jp/ft-noumu/74684208119.html |
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Title
Toast message.