焼畑で栽培されてきたが、近年は平地の水田転作畑での栽培も行われるようになった。 焼畑は「なぎ畑」とよばれ、7月下旬に雑草や灌木を刈払い、乾燥させ、8月上旬に火入れを行う。火入れは斜面の上方から下方へ火を下ろす。播種は火入れの余熱があるうちに行う。間引きは数回。収穫は10月20日ころ。カブの直径が8cm程度になったものから収穫する。 昭和30年代頃まではカブーアズキ・ダイズーヒエ・キビ・アワーソバの5年輪作が行われていた。現在はカブを1年作付けするのみである。 採種親の選抜基準はカブの形が扁円で鮮紅色、首と尻のしまりが良く、葉の欠刻が少なく、滑葉で毛があり、茎の付け根が赤いものを優良個体とする。それらを採種専用ハウスに定植して、翌春、隔離開花させて採種する。 |