在来品種データベース

「五箇山ぼべら」品種情報
生産地富山県五箇山
作物名カボチャ
品種名五箇山ぼべら
学名Cucurbita maxima Duch. (ウリ科)
現地での呼称ごかやまぼべら、ごかやまかぼちゃ
写真五箇山ぼべらの草姿 五箇山ぼべらの果実
栽培方法

4月末頃に播種。5月中旬までに定植し、できるだけ開花時期が早くなるようにする。開花が遅いと、花の中にミバエが産卵し、果実内でウジが増殖することがあるからである。

1995(平成7)年に世界遺産に登録された五箇山の合掌集落では、茅場再生と茅の有効利用、その支援の仕組みを確立することを目的とした「合掌の森プロジェクト」が進められている。その一環として、合掌造りの屋根に使われた古い茅(カヤ)を堆肥と敷わらに利用した「五箇山ぼべら」の栽培が行われている。

品種特性両端がとがったラグビーボール型のセイヨウカボチャ。果皮は濃緑色で硬い。肉質は粉質で甘味が強い。
由来・歴史由来は不明である。明治時代に米国から導入された品種Hubbardに類似している。
伝統的利用法煮物。
栽培・保存の現状山の中で隔離栽培しながら採種し、その種子で農業公社に育苗してもらい、五箇山地域の農家などに苗を販売しているので、栽培者はかなり多いと思われる。
消費・流通の現状イオン株式会社が地域独特の食を保護・継承する取り組み「フードアルチザン(食の匠)」活動の一品目になっている。(富山資料4)
参考資料
調査日
  • 2015/7/25
  • 2023/8/22