「寄居カブ」品種情報
| 生産地 | 新潟県新潟市 |
| 作物名 | カブ |
| 品種名 | 寄居カブ |
| 学名 | Brassica rapa L. var. rapa (アブラナ科) |
| 現地での呼称 | よりいかぶ |
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| 栽培方法 | 通常は9月~10月に播種し、10月~12月上旬に収穫。無加温ハウス栽培も可能で、その場合11月~12月に播種し、1月~3月に収穫するが、抽台(とう立ち)のおそれがあるので、浅漬け・生食用として小カブで収穫する。さらに春まき(4月播種で、5月下旬~6月収穫)も可能である。 |
| 品種特性 | 扁平型の白い丸カブ。葉は大型の長いへら形。葉縁には浅い欠刻がある。葉は柔らかく、辛味が少ない。また表面に毛がない。生育は早生で、生育期間は9月播きで40日前後、10月播きで50日以上で収穫できる。肉質はやや硬く、煮崩れしにくい。甘味がある。 |
| 由来・歴史 | 明治時代には栽培されており、寄居村で採種され、全国に販売されていた(明治16年8月16日付の「新潟新聞」に紀事あり)。1933(昭和8)年発行の新潟県蔬菜採種組合連合会の「創立十周年記念誌」には「250年も前から栽培があり」という記述があることから、1680年代には栽培されていたと考えられる(新潟資料2参照)。 |
| 伝統的利用法 | 浅漬け、生食。煮る、炒める、焼くなど加熱調理ににも向く。 |
| 栽培・保存の現状 | 新潟県農業総合研究所園芸研究センターおよび新潟市農業活性化研究センターに寄居地区に伝えられてきた種子が保存されている。新潟市から分譲を受けた1軒の農家が栽培している。 |
| 消費・流通の現状 | 白山小学校で栽培された寄居カブが、2017年より新潟市中央区古町商店街の複数の飲食店で期間メニューとして提供されている。 |
| 参考資料 | - 新潟資料2)にいがた在来作物研究集会2020年10月24日(会場:新潟市アグリパーク)資料、内山雅俊「寄居かぶからはじまる人・街との出合い 白山♡かぶ物語」および小田切文朗「新潟県の秋冬期在来アブラナ科野菜とその特性」
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| 調査日 | 2020/10/24 |
| 備考 | 新潟市立白山小学校では平成29年度から「総合的な学習の時間」を活用し、地域教育プログラム「ふるさと白山」の中の一つの取り組みとして「白山♡かぶ物語」という単元を設定し、「寄居カブ」の栽培から地域への発信・関わりを目指す授業を行なっている。 |