在来品種データベース

「笹神なす」品種情報
生産地新潟県阿賀野市笹神地区
作物名ナス
品種名笹神なす
学名Solanum melongena L. (ナス科)
現地での呼称ささかみなす
写真笹神なすの草姿 笹神なすの花と葉 笹神なすの果実 笹神なすの果実のサイズ感
栽培方法播種は3月上中旬。耐病VF台木に接ぎ木する。5月20日前後に本畑に定植。収穫は7月初めから。露地なら9月末ころまで、ハウスなら10月中旬まで。
品種特性へた、果実は緑色で、果皮に濃緑の縦縞がある。沖縄や鹿児島にも類似形態の在来品種がある。一般的なナスに比べて味が濃く、皮も肉質もしっかりしていて煮崩れしにくいが、加熱することによりトロッとした食感になる。
由来・歴史北蒲原郡笹神村(現阿賀野市)大室で昭和初期から栽培されている。かつては「しろなす」と呼ばれたが、その後「白鳥ナス」とも呼ばれた。2016年に「笹神なす」と呼称を改めた。
伝統的利用法くじら汁、みそ漬けや粕漬け。焼きなす、煮物、素揚げ(揚げ出し)など。
栽培・保存の現状阿賀野市笹神地区には採種・育苗を専門に引き受けている農家が1軒ある。そこから生産者に苗を供給している。販売農家は10名(2020年)。
消費・流通の現状出荷はJA新潟かがやきが担って、主に「道の駅あがの」新潟市内の一部スーパー、産地直売所で販売している。農家がJAを通さないで販売するときはB品に限定する取り決めになっており阿賀野市内のスーパーや産地直売所で販売している。
継承の現状2016年に特産化を目指す「笹神なす向上委員会」が発足し、復活に向けたプロジェクトが行われるようになった。事務局をJAささかみが勤めている。
参考資料新潟資料1)にいがた在来作物研究会会誌「一粒万倍」Vol.2(2020年3月)特集新潟県の在来ナス
調査日
  • 2016/9/26
  • 2021/3/10
備考新潟県には16品種19系統もの在来ナスが存在するが、本品種はその1品種。