在来品種データベース

「宇津野かぶ」品種情報
生産地福島県喜多方市(旧熱塩加納村)山田宇津野、会津坂下町、若松市
作物名カブ
品種名宇津野かぶ
学名Brassica rapa L. var. rapa (アブラナ科)
現地での呼称うづのかぶ
写真宇津野かぶ 宇津野かぶ 宇津野かぶの草姿@会津若松二中 宇津野かぶの草姿@会津農林高校 宇津野かぶの葉の表面にはわずかに毛がある
栽培方法播種は8月中旬~9月上旬、収穫は10月下旬
品種特性青首の長カブである。葉の表面にはわずかに毛がある。
由来・歴史由来は不明であるが、旧熱塩加納村山田宇津野地区で栽培されてきたカブである。
伝統的利用法不明。
栽培・保存の現状宇津野地区でごく少数の農家が栽培している。
継承の現状

会津農林高等学校と会津若松市立第二中学校が栽培普及に取り組んでいる。

会津農林高校では、1)農書「会津農書」(1684)を参考にしながら会津伝統野菜の栽培方法を確立する。2)シードバンクとしての活動。会津伝統野菜の苗も販売する。3)食育活動、4)販売とPR活動、5)消費者との交流を行っている。

会津若松市立第二中学校では2021年に、2年生が総合的な学習の時間で「会津の魅力と課題 地域と自分たちの未来について考える~会津伝統野菜と地域の活性化~会津伝統野菜のブランド化を目指して!」と題して会津伝統野菜プロジェクトや修学旅行で京都のゼスト御池に出向いて会津伝統野菜の広報と販売活動を行う活動などを行った。

調査日2021/11/19
備考「人と種をつなぐ会津伝統野菜」(代表:長谷川純一氏)が会津伝統野菜の栽培と販売、他業種との連携、地元高校や中学校など教育機関、コミュニティセンターでの栽培指導を通じて会津伝統野菜の普及・保存活動を行っている(2019年に日本農業賞食の架け橋部門で優秀賞を受賞)。会津若松市立第二中学校は2021(令和3)年度、会津伝統野菜を使った地域活性化のためのプロジェクト学習と成果が評価され、文部科学大臣賞を受賞している。