在来品種データベース

「永田ねぎ」品種情報
生産地福島県会津若松市、南会津町永田
作物名ネギ
品種名永田ねぎ
学名Allium fistulosum L. (ヒガンバナ科)
現地での呼称ながたねぎ
写真永田ねぎ 永田ねぎの草姿@会津農林高校
栽培方法播種は4月下旬~5月上旬、収穫は11月中旬~
品種特性葉が軟らかく、甘味があるのが特徴である。冬期間でも葉が枯れ込まず、休眠性がないので、葉ネギ群品種に属すると考えられる。
由来・歴史南会津町永田で栽培されてきたことからこの名がついた。
伝統的利用法そば、納豆、豆腐の薬味。汁物、煮物、和え物。焼き物など。
栽培・保存の現状永田地区ほか、南会津町周辺で栽培される。数年前まで大量に栽培・出荷されていたが、現在は数名の生産者が自家用に栽培する程度にまで減少した。
消費・流通の現状主に自家用。わずかに直売所。
継承の現状

会津農林高等学校が栽培普及に取り組んでいる。

会津農林高校では、1)農書「会津農書」(1684)を参考にしながら会津伝統野菜の栽培方法を確立する。2)シードバンクとしての活動。会津伝統野菜の苗も販売する。3)食育活動、4)販売とPR活動、5)消費者との交流を行っている。

参考資料福島資料5:平出三穂子(2016)『会津伝統野菜』歴史春秋社
調査日2021/11/19
備考2002(平成14)年に発足した「会津伝統野菜を守る会」(会長:片平忠秀氏)が選定した20品目の1つ。「人と種をつなぐ会津伝統野菜」(代表:長谷川純一氏)が会津伝統野菜の栽培と販売、他業種との連携、地元高校や中学校など教育機関、コミュニティセンターでの栽培指導を通じて会津伝統野菜の普及・保存活動を行っている(2019年に日本農業賞食の架け橋部門で優秀賞を受賞)。