在来品種データベース

「親孝行豆(うずら豆)」品種情報
生産地福島県いわき市大久町大久、田人町荷路夫
作物名インゲンマメ
品種名親孝行豆(うずら豆)
学名Phaseolus vulgaris L. (マメ科)
現地での呼称おやこうこうまめ
写真親孝行豆(インゲンマメ)
栽培方法播種は5月下旬~6月上旬。2mの支柱を1株当たり1本ずつ立てる。若さやの収穫時期は9月中旬で、莢が12cm程度になったものが収穫適期。莢が7,8割熟すと赤紫の縞模様が現れる。種子の収穫時期は11月下旬(福島資料1)
品種特性つる性。若い莢でも、成熟した種子でも食用にできるので、親孝行豆という名前で呼ばれている。花はピンク色。種子は1.5cm程度の円筒形で、薄茶色の地に濃い茶褐色や赤紫色の縞模様が入る(福島資料1)
由来・歴史由来は不明。
伝統的利用法若さやは茹でて和え物(「よごし」)で。完熟豆は煮豆や甘納豆として利用する(福島資料1)
栽培・保存の現状大久町や田人町のごく少数の農家ほか、いわき昔野菜保存会のメンバーが栽培している。
消費・流通の現状直売所やレストランなど。
継承の現状いわき昔野菜保存会が種子の保存と栽培の普及を行っている。
参考資料福島資料1:『いわき昔野菜図譜』(2011)(いわき市農林水産部農業振興課発行、いわきリエゾンオフィス企業組合編)
調査日
  • 2012/1/7
  • 2021/12/2
  • 2024/2/20
備考

いわきリエゾンオフィスが2010年からいわき市の委託を受け、「伝統農作物アーカイブ事業」を行い、いわき市内の在来品種を訪ね歩いて網羅的に調査し、約70品目の在来品種を「いわき昔野菜図譜」シリーズ(本編3巻+レシピ3巻)にまとめており、いわき市公式ホームページにある関連リンクからダウンロード可能である。

https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1615547586192/index.html

2015年4月18日に「いわき昔野菜保存会」が発足し、市民へいわき昔野菜の種子や栽培方法,食べ方の普及等を行っている。