在来品種データベース
| 生産地 | 福島県いわき市 |
|---|---|
| 作物名 | ササゲ |
| 品種名 | 十六ささげ |
| 学名 | Vigna unguiculata (L.) Walp. var. sesquipedalis (L.) H. Ohashi (マメ科) |
| 現地での呼称 | じゅうろくささげ |
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| 栽培方法 | 播種は移植栽培では3月下旬。茎が13cm、葉が5枚ほど付いたころに定植する。直まきの場合は4月中旬に播種。収穫は7月中旬から8月下旬。最盛期は8月10日ころ。莢は開花から1週間ほどで収穫適期の30cm程度になる(福島資料1) |
| 品種特性 | つる性のササゲ。花は淡紫色。莢は柔軟で細長く、十数cm~1m(平均30cm)にも及ぶ。莢の色は濃い緑で先端がわずかに赤紫色を帯びる。種子は赤褐色で、腎臓のような形をしている(福島資料1) |
| 由来・歴史 | 夏の風物詩になっている「じゃんがら念仏踊り」の歌詞の1節に「十六ささげのよごしはどうだい」とあることから江戸時代から食されていたことがわかる(福島資料1) |
| 伝統的利用法 | 若い莢は野菜として利用される。特にお盆のころにナスと合わせて「じゅうねんよごし」を食べて、夏の収穫に感謝する風習がある。じゅうねんはエゴマのことで、煎ったじゅうねんの種子をすり鉢ですり、砂糖、酒、味噌、醤油を加えて混ぜたもので和えたものを「よごし」という。完熟した赤い豆は餡にしたり、ご飯に混ぜて赤飯に利用する。 盆飾りにも利用する(福島資料1) |
| 栽培・保存の現状 | かつてはいわき市大久町大久地区を中心に栽培されたが、現在、栽培者は激減している。 |
| 消費・流通の現状 | 盆飾り用として、時節に販売される(福島資料1) |
| 継承の現状 | いわき昔野菜保存会が種子の保存と栽培の普及を行っている。 |
| 参考資料 | 福島資料1:『いわき昔野菜図譜』(2011)(いわき市農林水産部農業振興課発行、いわきリエゾンオフィス企業組合編) |
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| 備考 | いわきリエゾンオフィスが2010年からいわき市の委託を受け、「伝統農作物アーカイブ事業」を行い、いわき市内の在来品種を訪ね歩いて網羅的に調査し、約70品目の在来品種を「いわき昔野菜図譜」シリーズ(本編3巻+レシピ3巻)にまとめており、いわき市公式ホームページにある関連リンクからダウンロード可能である。 https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1615547586192/index.html 2015年4月18日に「いわき昔野菜保存会」が発足し、市民へいわき昔野菜の種子や栽培方法,食べ方の普及等を行っている。 |
Title
Toast message.