在来品種データベース
| 生産地 | 山形県鶴岡市湯田川 |
|---|---|
| 作物名 | ナス |
| 品種名 | 萬吉なす |
| 学名 | Solanum melongena L. (ナス科) |
| 現地での呼称 | まんきちなす |
| 写真 | |
| 栽培方法 | 4月13日か、14日に播種する。昔は堆肥温床でナスの育苗を行った。収穫は7月20日ころから10月霜が降りるまで可能 |
| 品種特性 | 果実の直径9-10cm、長さ13-14cm程度になる大型の丸ナス。大きいもので400gくらいになる。えぐみはほどんどなく、肉質はしっかりしていて、うま味がある。生だと果皮付近はフルーツ(リンゴ)のような香りがある。外観・食味ともに優れ、ナスが嫌いな子どもでも好んで食べる。 |
| 由来・歴史 | 由来は定かでないが、1947(昭和22)年に96歳でなくなった小田萬次郎氏の時代から栽培されていたのは確かで、90年以上小田家の門外不出の家宝として伝えられてきた。萬次郎氏の子、萬吉さんの代まで、このナスには名前がなく、「おらえのなす」と呼んでいた。 2007年9月に直売所で販売し始めたのをきっかけに「萬吉なす」と命名した。萬吉さんの妻、藤喜子さんは20歳から60歳まで40年間、1.6km離れた湯田川温泉の旅館街に引き売りに行っていた。昭和18年から43年まではリヤカーで、43年以降は車を使うようになったという。ナスは大きいので目を引いたのと、おいしさが評判になった |
| 伝統的利用法 | 焼きなす、天ぷら、揚げ出し、煮物、だしなど用途は広い。だしは山形の夏の郷土料理で、キュウリやオクラ、ナス、ミョウガ、大葉、などの夏野菜と昆布を小さく刻んでめんつゆで味を調えたものをご飯にかけて食べるもの。 |
| 栽培・保存の現状 | 1軒の農家だけが伝えてきた門外不出の家宝である。現在も栽培農家は一軒のみ |
| 消費・流通の現状 | 地元の直売所。 |
| 参考資料 | 山形資料3:鶴岡の在来作物は60種類!(2018年3月現在)http://www.creative-tsuruoka.jp/news-info/zairaisakumotu-tsuruoka2018.html |
| 調査日 |
|
Title
Toast message.