在来品種データベース

「畑なす」品種情報
生産地山形県新庄市本合海
作物名ナス
品種名畑なす
学名Solanum melongena L. (ナス科)
現地での呼称はたなす
写真畑なす 畑なすのみそ漬け 畑なすの揚げ出し 畑なすの断面 畑なすの草姿
栽培方法播種は4月末、定植は6月末。収穫は7月中旬~9月下旬。採種は新庄市本合海の畑(はた)地区の農家が行い、生産出荷用の苗は、種子を農協に渡して育苗と接ぎ木をしてもらった苗を購入している。採種用の苗は、自根で栽培した方が充実した種子がとれるので、自家育苗する。本合海以外では自家採種を行っていない。
品種特性直径10センチ程度の球形に近い果実である。へたにはトゲがある。肉質が緻密で、加熱しても果肉はしっかりしている。濃厚な甘味と旨みが感じられる。
由来・歴史由来は不明であるが、福井県鯖江市の吉川なすや大阪の鳥飼なすなど、関西の丸茄子に似ていることや、本合海(もとあいかい)は最上川に面した集落で、北前船の荷物を運ぶ小鵜飼船の寄港地であった。舟運文化の中で種子がもたらされたのではないかと考えられている。
伝統的利用法伝統的にはみそ漬け。近年は焼きなす、素揚げ、天ぷら、揚げ出しなど。
栽培・保存の現状畑なす生産者の会が生産出荷している。畑(はた)地区以外の新庄市内にも接ぎ木苗を使って出荷栽培している会のメンバーがいる。
消費・流通の現状最上物産館、直売、レストランなど。
継承の現状30歳代の地元栽培者がいる。また地元の本合海小学校では2009年ころから学習の一環として畑なすの栽培に取り組んでいる
調査日
  • 2009/7/27
  • 2012/8/10
  • 2016/7/16
  • 2023/9/23
備考最上伝承野菜推進協議会が認定する最上伝承野菜の一つ。