在来品種データベース

「窪田なす」品種情報
生産地山形県米沢市窪田
作物名ナス
品種名窪田なす
学名Solanum melongena L. (ナス科)
現地での呼称くぼたなす
写真窪田なす 窪田ナスの草姿
栽培方法播種は3月中旬下旬。定植は5月中下旬。収穫は6月下旬~10月上旬
品種特性草型は開張性である。果実は巾着型。本来、へた部から縦に溝が浅く入るが、近年広く栽培されてる、薄皮丸茄子との交雑が進んでいるためか本来の形質があいまいになっている。
由来・歴史米沢市窪田の地名にちなむ。上杉景勝公が米沢藩に転封になった際に、1598(慶長3)年、家老の色部長門守が南陽市金山に移り住んで越後から導入し、慶長6年米沢市窪田に移り住むと種子も伝わった。地元生産者は塩蔵加工して樽に入れ、戦前から千葉県松戸市の島村俊商店に販売した。武士の那須与一にちなんで「茄子のよいち漬」と言う名前の麹漬けで有名になった。後に民田なす(山形県鶴岡市在来)に代えて使ったが平成29年3月31日で販売終了している。現在は山形県高畠町の漬物業者、三奥屋などの業者が粕漬けにして販売している。
伝統的利用法漬物。
栽培・保存の現状栽培者はごく少数。
消費・流通の現状青果の流通はほどんとない。契約栽培で地元の漬物業者に販売されるほか、自家用の家庭漬け(粕漬け)として消費されている。
参考資料山形資料11:山形県の地域特産作物’山形県農林水産部農畜産振興課平成14年3月)
調査日
  • 2005/8/11
  • 2022/11/14
  • 2023/9/27
  • 2023/10/30
備考山形おきたま伝統野菜振興協議会が認定する「山形おきたま伝統野菜」の一つ。