庄内の紫折菜は中国東北地方原産の紅菜苔(ホンツァイタイ)の一系統であり、日本に種苗商を通じて最初に入ってきたのは昭和10年代ころ。当時ほとんど普及しなかったが、庄内の紫折菜は1970年代当時、一部の人から幻のツケナといわれたという(山形資料6)
かつて青野菜が少なかった春先の時期、酒田の海岸付近は対馬暖流の影響で、県内で最も早く雪が解けるので、県内で最も早い露地野菜として酒田の春の風物になった。古湊の栽培者は父親の代から、豊里の栽培者は1961(昭和36)年から栽培を始めて自家採種を行ってきた