在来品種データベース

「勘次郎胡瓜」品種情報
生産地山形県真室川町
作物名キュウリ
品種名勘次郎胡瓜
学名Cucumis sativus L. (ウリ科)
現地での呼称かんじろうきゅうり
写真勘次郎胡瓜の収穫果 勘次郎胡瓜の完熟果 勘次郎胡瓜の幼果 勘次郎胡瓜の採種畑 勘次郎胡瓜の果実(黒イボである) 勘次郎胡瓜の草姿
栽培方法播種は5月初め。収穫は7月上旬~9月末まで。
品種特性

若い果実のときは果皮が緑白色、可食期には黄白色になる。生で食べるとみずみずしく、ほのかに甘みがあり、キュウリ特有の苦味や青臭さがない、フルーツのようなキュウリである。塩漬けにすると鮮やかな黄色になり、漬物としての彩りもよい。

果実は長さ20cm程度、最大30cmくらいまで肥大し、黒イボで、完熟果にはネットが出ない。草勢は強い。日長反応性は強くないが、華南系の性質を持つキュウリである。

由来・歴史百年以上前に、鮭川村庭月の吉田半十郎家から真室川町差首鍋の姉崎勘次郎家に嫁いだヨシノという女性が両親に「このキュウリだけはなくすなよ」と託されて種子を持参したことに由来する。
伝統的利用法置き漬け、やたら漬け、一夜漬け。なます。
栽培・保存の現状真室川伝承野菜の会のメンバーが中心になって栽培されている。
消費・流通の現状直売、飲食店、生協など。
参考資料山形資料7:「おしゃべりな畑」(山形在来作物研究会編2010)
調査日
  • 2008/7/11
  • 2020/8/25
備考最上伝承野菜推進協議会が認定する最上伝承野菜の一つ。