在来品種データベース

「山内にんじん」品種情報
生産地秋田県横手市
作物名ニンジン
品種名山内にんじん
学名Daucus carota L. (セリ科)
現地での呼称さんないにんじん
写真山内にんじん 山内にんじんの断面 山内にんじんの畑 山内にんじんの畑
栽培方法

播種は6月下旬。収穫は10月下旬~12月。いぶりがっこ用のダイコンと一緒に収穫を終える。

収穫したニンジンは口を閉じないでビニール袋にいれておくと5,6月まで保存が可能である。

採種用の母本個体は、にんじんの下半分を切り落として植え付ける。

品種特性根長が30cm以上あり、オレンジ色が鮮やかで美しく、ニンジンらしい香りがある。肉質が硬く、歯ごたえがあり、長期保存が可能である。
由来・歴史昭和20年ころに「札幌太にんじん」から選抜し、昭和22年に優良系統を「山内人参」と名付けた。昭和25年に山内人参採種組合を設立した。2005(平成17)年に県の伝統野菜に認定された。
伝統的利用法漬物(みそ漬け)、煮物、サラダ、いぶりがっこのように「いぶりにんじん」にすることもある
栽培・保存の現状栽培者は2014年には60名(50~70歳代)いたが2019年は40名(70歳以上中心)。 採種は5-6人(2014年)が実施(2014年)。
消費・流通の現状横えての青果市場を通じてスーパー、料理店など。道の駅で直売も。
参考資料秋田資料2:あきた郷土作物研究会 https://www.akikyo.net/%E5%B1%B1%E5%86%85%E3%81%AB%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%93/
調査日
  • 2014/11/10
  • 2019/1/22
備考

秋田県では以下の3つの条件を満たしたものを「あきた伝統野菜」として紹介している。

1.昭和30年代以前から県内で栽培されていたもの。

2.地名、人名がついているなど、秋田県に由来しているもの

3.現在でも種子や苗があり、生産物が手に入るもの