「小瀬菜大根」品種情報
| 生産地 | 宮城県加美町小瀬屋地区 |
| 作物名 | ダイコン |
| 品種名 | 小瀬菜大根 |
| 学名 | Raphanus sativus L. var. hortensis Backer (アブラナ科) |
| 現地での呼称 | こぜなっぱ |
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| 栽培方法 | 播種は8月下旬~9月10日。3回程度、播種期をずらしながら段播きを行う。 収穫は10月上旬~11月中旬 |
| 品種特性 | 根の肥大は十数cmと小さく、70cm~1mにもなる葉を主に食用にするダイコンである。食味はアクが無く、甘味とシャキシャキ感が特徴。漬物にするとわずかに筋っぽさを感じるが、加熱すると葉の繊維は軟らかくなりサクサクとした食感がある。 根こぶ病耐性があり、抵抗性の育種素材にも使われている。 |
| 由来・歴史 | 美濃国(岐阜県)で豊臣秀吉の配下で検地奉行を行っていた祖先が千葉を経由して奥州大崎氏領内に移住した。岐阜県美濃加茂市に「小瀬」という地名が今もあるので、小瀬菜大根はそこから持ち込まれた可能性がある。 2004(平成16)年ころには栽培がいったん途絶えたが、2006年12月21日にスローフード宮城が中心となってスローフードインターナショナルの「味の箱船」アルカに認定されたのを機に復活した。 |
| 伝統的利用法 | 漬物(塩や味噌で漬けた古漬け)。炒めもの、煮もの |
| 栽培・保存の現状 | 栽培は5軒程度、その内、比較的大規模に栽培しているのは2軒。 |
| 消費・流通の現状 | 地元農協から市場出荷しているほか、加美町やくらい土産センターなどでも販売している。 |
| 継承の現状 | 加美農業高等学校が小瀬菜大根の料理レシピ開発を行っている。また宮城県や加美町も小瀬菜大根の利用セミナーを企画しているとのことであった(2021年ヒアリング)。 |
| 参考資料 | 宮城資料3:「東北ダイコン風土誌」(佐々木壽2011) |
| 調査日 | 2021/11/23 |