在来品種データベース

「不明 (カボチャ)」品種情報
生産地北海道芽室町
作物名カボチャ
品種名不明
学名Cucurbita maxima Duch. (ウリ科)
現地での呼称まさかりかぼちゃ
写真まさかりかぼちゃの外観(川合農場) 形はさまざまである(川合農場)
栽培方法5月下旬~6月上旬に播種。本葉が1枚出たときに定植。9月下旬に収穫する。
品種特性

セイヨウカボチャ Cucurbita maximaの一品種「Habbard」に由来する系統である。ラグビーボール型で果皮が極めて硬く、肉質も硬く、粉質で貯蔵性に優れる。まさかりでないと割れないのでまさかりかぼちゃと呼ばれてきた。また果実の形が不揃いなので、段ボールに詰めにくく、流通に難がある。

甘味は強くないが、深い旨みがある。

由来・歴史

1878(明治11)年にアメリカから導入された品種「Habbard」を札幌農学校で栽培したのが始まりだといわれている。果皮が非常に硬いので、ねずみの食害を受けにくいことから、戦後に特に普及した。昭和30年代まで広く栽培された。

北海道には「Habbard」の他、1871(明治4)年に「Marble Head」が栽培され、明治38年には北海道農事試験場で「Hubbard」、「Golden Hubbard」、「Delicious」、「Marble Head」、「GoldenBronze」、「Turban」、「Mammoth Whale」などさまざまなカボチャが栽培されている。

伝統的利用法味にクセがないので、開拓時代にはふかして主食や副食とした。
栽培・保存の現状2021年10月現在、まさかりかぼちゃの栽培者は1名(芽室町:川合拓男氏)のみである。
消費・流通の現状直売所で販売されている。
継承の現状栽培・保存の現状を参照。
参考資料北海道資料3)第2回「味の箱船」に関する調査について まさかりかぼちゃ(北海道スローフードフレンズ帯広 2006年6月16日報告)
調査日2021/10/9
備考スローフードインターナショナルの味の箱船「アルカ」に2007年3月8日に認定された。