在来品種データベース

「地キュウリ」品種情報
生産地熊本県球磨郡五木村
作物名キュウリ
品種名地キュウリ
学名Cucumis sativus L.
現地での呼称じきゅうり
写真地ぎゅうりの栽培風景@熊本県五木村2015-08-25 地ぎゅうり@五木村2015-08-25 地ぎゅうりの完熟果@熊本県五木村2019-08-19 別農家の地ぎゅうり(直売所で販売されていたもの)@熊本県五木村2019-08-19
栽培方法4月播種すると6月から8月に収穫できる。播種は8月でも9月でも可能。9月の終わりに播種すると11月の祭りに出品できる。
品種特性収穫果は長さ20cm、太さ5cm程度。完熟果は30cm程度になる。つるは細く、草勢弱い。短日要求性もないことから、華北系キュウリの特徴をもつと考えられる。白イボ。ただしかつては黒イボの系統もときどき見られたが、近年は見られなくなったという。
由来・歴史由来は不明である。昭和40年代の終わりころから先代が栽培し始めたので、栽培歴は100年ない。五木村の人はみな栽培していて種子の譲り合いをしている。
伝統的利用法

刻んで塩もみして食べる。ニンニクやショウガと一緒に食べてもおいしい。

ワカメ、ミョウガと一緒になますにする。酢味噌和え

消費・流通の現状自家用
継承の現状後継者はいない。
調査日
  • 2015/8/25
  • 2019/8/19