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きゅうり [Cucumis sativus L.]
花
花
果実
成熟果 - JP 128883
成熟果 - JP 82397
地上部 - JP 83555
地上部 - JP 129748
緑熟果 - JP 128883
緑熟果 - JP 129748
解説
- 起源
- 原産地はインド西北部といわれている。インドで3000年以前に栽培化され、ギリシャ、ローマへは紀元前2~3世紀に伝わり、中国へは漢時代に西アジアからシルクロードを経て、華北地方に、またミャンマー、雲南を経て華南地方へ伝わった。
- 我が国へは10世紀以前に華南キュウリが渡来し、遅れて華北キュウリが導入された。
- 特徴
- つる性の一年生草本である。葉は角張って有柄を有し、互生する。葉えきには花らいと巻きひげを生じ、雌雄同株を基本とする。
- 果実は卵形、紡錘形、円筒形のしょう果で、長短の変異に富み、若果は緑白ないし濃緑色で、ろう質で被われ、黒または白色のいぼ状とげがある。果実は白色で、30~40日で成熟し、果皮は黄または褐色に変わり、ネットを生じるものが多い。
- 利用
- 果実を食用とする。
- 参考文献
- 西貞夫編:野菜園芸ハンドブック、養賢堂(1982)