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うんなんつばき [Camellia yunnanensis Cohen Stuart]
解説
- 起源
- 日本へは1979年以降に、種子や穂木として導入されたが、まだ国内で開花したとの報告はない。
- 分布:雲南、四川。
- 特徴
- 花:白色、10~12弁、花径6~7cm、花には芳香がある。花柱は基部まで4~5裂する。開花期は原産地では12~3月。
- 葉:楕円~広披針形、長さ4~6cm、幅2~3cmの小葉で、表面は濃緑色。
- 2n=30。
- 利用
- よく分枝するため樹形はよい。中国では、芳香ツバキ品種作出の交配親として注目されている。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54