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ユーシエネンシス [Camellia yuhsienensis H.H.Hu]
解説
- 起源
- 1979年以降、数系統が導入されている。
- 分布:湖南。
- 特徴
- 花:白色、5~7弁、花径は5~7cm。開花期は11~1月。
- 葉:楕円~広楕円形、長さ6~9cm、幅3~4cm、黄緑色で光沢がやや鈍く、葉脈が多少めだつ。
- 2n=90。
- 利用
- 中国湖南省で採油用に栽培されてきた種。雄ずいの形はグリジシーに似るが、花はより大輪で、葉も大きい。
- 花の芳香が特に強い系統が知られているが、系統間に差がある。香りの強い系統は、芳香ツバキ作出の交配親として有望である。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54