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メイオカルパ [Camellia meiocarpa H.H.Hu] 中国名 小果油茶
解説
- 起源
- 日本へは1980年に広西自治区より導入された。
- 分布:福建、江西、湖南、広西、貴州。
- 特徴
- 花:白色、6~7弁、花径は4~5cm。開花期は10~12月。
- 葉:楕円~長楕円形、長さ4~5cm、幅2.5cm前後、表面は濃緑色で少し光沢がある。側脈は鮮明であるが、網脈は不鮮明。
- 2n=60。
- 利用
- 枝数が多く樹形はよい。花はユチャに似て、より小型、葉もより小型であり、表面の光沢は本種の方が強い。中国南部の山間地帯で、種子から油をしぼるため栽培される。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54