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ポリオドンタ [Camellia polyodonta How ex H.H.Hu] 中国名 宛田紅花油茶、多歯紅山茶
解説
- 起源
- 日本へは1981年に渡来し、国内で栽培されている個体数はまだ少ない。
- 分布:広西。
- 特徴
- 花:濃紅色、5~7弁、花径7~10cm。花柱と花糸には毛がある。開花期は2~3月。
- 葉:長楕円形、長さ10~14cm、幅4~6cm、表面は濃緑色で光沢があり、葉脈部が強く陥入する。葉縁部の鋸歯が細かく鋭いので、他種との区別は容易である。
- 2n=30。
- 利用
- 中国南部で採油用に栽培されてきた種であるが、花が美しいため、最近では公園にも植栽されている。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54