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クラプネリアーナ [Camellia crapnelliana Tutcher]
解説
- 起源
- 日本へは1968年に導入されたが、ヤブツバキやサザンカを台木とする接木繁殖が困難であるため、栽培されている個体数は極めて少ない。
- 分布:香港。
- 特徴
- 花:白色、6~8弁、花径は8~9cm。開花期は11~12月。
- 葉:長楕円形の大葉で、長さ9~13cm、幅4~6cm、表面は緑色~黄緑色で光沢がある。
- 2n=30。
- 利用
- 香港島のパーカー山上に1本だけ発見された貴重な種。原木の樹皮はサルスベリのように滑らかで、褐色を呈す。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54