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チェキアンオレオーサ [Camellia chekiangoleosa H.H.Hu] 中国名 浙江紅花油茶、浙江紅山茶
解説
- 起源
- 日本へは、1979年から1980年にかけて、湖南、広西、雲南省などから数系統が導入された。
- 分布:浙江、福建、江西、湖南。
- 特徴
- 花:鮮紅色、6~7弁。花径6~8cm。開花期は2~3月。
- 葉:楕円~長楕円形。長さ8~12cm、幅3~5cm、緑色で光沢が鈍く、葉脈は不鮮明。
- 2n=30。
- 利用
- 中国東南部の山間地帯で、採油用として栽培されている種。子房表面が無毛であることから、中国産の種の中ではヤブツバキに近縁と考えられている。鮮やかな花色から、育種材料としても注目されている。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54