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ドルピフェラ [Camellia drupifera Lour.] 別名 あぶらつばき
解説
- 起源
- 本種の学名は、はじめはベトナム南部原産のものにつけられたのであるが、英国には同名で古くから栽培されてきた来歴不明の系統がある。植物分類学上は、ユチャの一系統と考えられている。
- 日本へは、1970年に米国より、1976年には英国より導入された。分布:ベトナム、香港?。
- 特徴
- 花:白色、6~7弁、花径8~9cm。花弁は細長く、弁端が立ち上がり、やや抱え気味に咲く、開花期は11~12月。
- 葉:長楕円形、長さ6~7cm、幅2.5~3cm、表面は暗緑色で光沢は弱い。
- 2n=90。
- 利用
- 東京でも戸外で越冬する。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54