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おきなわさざんか [Camellia miyagii Makino] 別名 ミヤギー
解説
- 起源
- 九州や四国に分布するサザンカにくらべ、花がやや小型で、葉や新梢上の毛が少ないとされるが、サザンカにも同様の変異があるため、植物分類学上は、サザンカと同一種とすることが多い。
- しかし、育種材料とするときには、欧米でも完全に区別しているので、ここでは、奄美大島以南に分布するものをオキナワサザンカとしておく。
- 分布:日本(奄美大島から沖縄の西表島まで)。
- 特徴
- 花:白色。5~7弁、花径は5~6cm。花には芳香がある。開花期は10~12月。
- 葉:楕円~長楕円形、長さ4~6cm、幅1.5~2.5cm、表面は緑色~濃緑色で光沢がある。
- 2n=90。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54