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サルウィンつばき [Camellia saluenensis Stapf et Bea] 中国名 怒江山茶
解説
- 起源
- 1910年代から20年代にかけて、植物探検家フォレストにより、中国から英国へ多数の種子が送られた。
- 日本へは1960年前後に、米国や英国から渡来し、1979年以降は、雲南省から多数の系統が導入されるようになった。
- 分布:雲南、四川。
- 特徴
- 花:濃桃色~白色、6~7弁、花径4~6cm。開花期は2~4月。
- 葉:長楕円形、長さ3~5cm、幅1~2.5cm、表面は濃緑色で光沢があり、葉脈は比較的鮮明である。
- 2n=30。
- 利用
- 本種を片親として用いた種間雑種は、明るいピンクの花が多い。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54